一昔前、レコーディングというとものすごくハードルの高いものでした。

高額なスタジオ代、エンジニア料金が必要でしたし、さらにCDを作るとなるとアマチュアのミュージシャンにはなかなか手の出せないものでした。

それが時代は進み、マイクなどのレコーディング機材も安価で高性能なものがたくさん出ていますし、今やスマホ一台でお手軽に録音もできるようになりました。

そんな時代の中、スタジオでレコーディングするメリットとkibacoのこだわりをここで紹介させていただこうと思います!

防音室

自宅で録音をしたことがある方は誰でも経験があると思いますが、マイクが高性能になるほど小さな音も拾うようになるので、例えばパソコンのファンの音、エアコンの音、冷蔵庫の音、家の外の車の音など、普段は気にならない環境音もマイクに入ってしまう事が多々あります。

こういった環境音を遮断するために、studio kibacoはYAMAHAの防音室「アビテックス」を導入しています。

防音室の中で歌を歌ったり、楽器を演奏していただくので、環境音のない、純粋な音を集音する事が可能です。

使用機材

スタジオ予約

録音機材はいろんなものがありますが、例えばマイク一本とっても1万円のものもあれば50万円以上するようなマイクもあります。

自宅で録音する際に3万円くらいのマイクを買うという事はあるかもしれませんが、50万円のマイクを買うとなるとかなりハードルは高くなると思います。

最近は安価でもよい音で録音できるマイクもたくさん出ていますが、kibacoはプロのレコーディングスタジオとして、一般の方はなかなか手を出すのが難しいような厳選した録音機材を取り揃えています。

マイク

studio kibacoのレコーディング用マイク

マイクは録音をするために一番大切な機材と言っても過言ではありません。

studio kibacoでは世界中のレコーディングスタジオで愛用されているプロフェッショナルマイク「NEUMANN U87Ai」をメインマイクに据えています。

他にもAKGのC414XLSやRODEのNT-2、漫才マイクとしても有名なSONYのC-38B、ダイナミックマイクでは標準的なSHUREのSM58やSENNHEISERのMD 421-IIなどなど、多数のマイクを所有しています。

ちょっと変わったマイクでいうとSlate DigitalのVMS(Virtual Microphone System)もあります。

このマイクは録音した後にマイクの特性やマイクプリの設定などをソフトウェア上で変更できるというものです。

ご希望のマイクがあればそのマイクをご準備できますし、日頃使い慣れているマイクを持ち込んでいただく事も可能です。

マイクプリアンプ

1073DPA

マイクが集音する信号は非常に小さく、この音を録音できるレベルまで持ち上げる必要があります。

この音の増幅をする装置をマイクプリアンプと呼びますが、これもどのマイクプリを使うかで音が大きく変わってきます。

一般的にはミキサーやオーディオインターフェースにもマイクプリが搭載されていますので、これらの機会にマイクを挿すだけで音がでると思いますが、studio kibacoでは独立したマイクプリを使っています。

使用しているのはAMS NEVEの1073DPAです。

これは1970年代くらいから世界中のレコーディングスタジオで使われていたNEVE社のコンソールに搭載されていたマイクプリ「1073」の現代版です。

1073が伝説すぎて「73」の名前を付けた同じような商品やプラグインが本当にたくさんありますが、AMS NEVE社はオリジナルの設計図を唯一保有している会社で、その設計図を元に現代も製造されているのがAMS NEVEの1073シリーズです。

オリジナルの1073を受け継いでいる正統後継機ということでかなり高額なプリアンプではありますが、得られるサウンドは芯がしっかりとあって非常に押し出し感のあるサウンドになります。

マイクケーブル

どんなに良いマイクやマイクプリを使っていてもその信号を伝達するケーブルが悪いと音が細くなってしまう事があります。

studio kibacoはもちろん使っているケーブルにもこだわっていて、マイクケーブルはBELDENの8423ケーブルを使用しています。

BELDENのマイクケーブル8423

このケーブルはホット、コールド、アースの三芯が独立していて、さらにその外側にシールドがあるという仕様になっていて、プロ仕様のケーブルとして多くのスタジオで採用されているケーブルです。

オーディオインターフェース

パソコンとの音の信号のやりとりで必要になってくるのはオーディオインターフェースです。

studio kibacoではオーディオインターフェースの老舗MOTU(旧Mark Of The Unicorn)社のフラッグシップモデルである1248を使用しています。

MOTUのオーディオインターフェース1248

このインターフェースは高品位なAD/DAコンバーターを搭載していて音が良いのと、DSPを搭載しているので録音時にモニタリング用のリバーブ等のエフェクトをかけることもできます。

インプット、アウトプットも豊富に用意されていますので、いろんな機材を繋いで音の管理をしています。

ディレクション

代表挨拶

studio kibacoではレコーディングにおいて大切なことのひとつに「誰と録るか」があると思います。

一流の機材を用意していて、録音、再生ボタンを押すだけであれば誰にでもできます。

studio kibacoのレコーディングは「お客様と一緒に音楽を作り上げる」を理念としています。

お客様のお話を伺いながら「ここはもう少しトーンを抑えて囁くように歌ってみませんか?」「少しピッチが下がってきてるのでちょっと持ち上げるイメージで歌ってみましょう!」など、エンジニアから提案をさせていただきます。

もちろん提案ベースですので、お客様のご意見を最優先させていただきます!

長年の経験と耳でみなさまの持っている一番いい状態の音を録音させていただきますので、ぜひstudio kibacoのレコーディングを体験してみてください!

他にも何か気になる点やご質問等ありましたらお問い合わせフォームからいつでもお気軽にご連絡ください♪

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